2017年

氏名

Kさん

修了年

2017年修士課程修了

就職先

細胞医薬品製造受託会社・研究開発職

研究室で学んだこと、良かった点

当研究室では、多くの研究テーマをたくさんのスタッフがグループとして動かしており、そこに身を置いたことが、組織での目標達成を目指す現在の会社でも生かされています。また、先生と頻繁にディスカッションをし、資料を作成したことは、短時間で結果をまとめるといった訓練になりました。技術補佐員の方々も多いので、ランチタイムで他愛もない話をするのが楽しかったことを覚えています。修士生活の二年間はあっという間でしたが、非常に濃密で、自分を成長させることが出来ました。

今の仕事に役立ったこと、有利になった点

現在の会社に入った決め手も、当研究室で免疫細胞を用いた研究を行っていたことからでした。がんに対する免疫療法は医療の分野で現在注目を集めており、再生医療の業界に進まれたい方には非常に役に立つと思われます。現在の仕事は、細胞医薬品の製造業ですので、R&DとGMP製造という違いはありますが、再生医療で扱う可能性のある細胞製造プロセスを研究室時代に経験できたことは、有利な点であったと思います。

これから入学する学生へのメッセージ

研究室に入る前は、馴染むことが出来るのか心配していた面もありましたが、研究だけではなく、スタッフの皆様とコミュニケーションを育むことができ、当研究室に所属して本当に良かったと感じています。働かれているスタッフの方々は皆親切ですので、研究での不安や疑問には、必ず応えてくれると思います。