カテゴリー:おしらせ
投稿日:2019-09-27
2019年9月13日から15日まで、Londonの西に位置するHammersmithのホテルでInternational Conference On Lymphocyte Engineering 2019が開催されました。学会は、アカデミアとベンチャー企業が参加して、CAR/TCR-Tを始めとする遺伝子改変免疫担当細胞の固形がん治療への展開を目指す技術開発状況を報告する最先端の内容でした。
当教室からは
- Oral Session: TCR for the treatment of solid tumors
TCR/CAR gene-modified allogeneic g/d-T cells for the treatment of hematological cancers (藤原)
- Poster Session: CARs targeting solid tumors & CAR-T design and optimization
Development of TCR-like scFv zG CAR that specifically recognizes MAGE-A4230-239/HLA-A*02:01 complex (赤堀)
が発表して来ました。それぞれの発表に対して海外ベンチャー企業からの接触があったり、CAR-Tの第一人者である高名なJune C博士(ペンシルベニア大学)やRiddell S博士(フレッドハッチンソン癌研究センター)からポジティブなコメントを頂くなど、自分達の研究の方向性の妥当性と国際競争における位置関係を改めて再確認できた意義の深い会でした。